旅行かばんのデザインについて
スーツケース選びにおいては、デザインはそれほど重要ではありません。
頑丈さや軽量性のほうが遥かに重要だからです。
しかし、せっかく購入するわけですから、デザインもなるべく好きなものを選びたいものです。
一つだけ申し上げることがあるとすれば、カワイイものは避けたほうが無難です。
荷物は、航空会社に預けた際に非常に雑な扱いを受けます。
1,2回使っただけでも傷や汚れが付く為、かわいらしいキャリーバッグは、元々地味なものよりも、より汚く見えるようになります。
ボディはエンボスか鏡面か
ボディの表面加工には、エンボスと鏡面があります。
エンボスは、ボディの表面がざらざらしていて、つや消しのカラーです。
鏡面は、表面がツルツルしていて、キラキラしているメタリックなカラーです。
一見すると、明らかに鏡面の方が綺麗ですが、汚れが付着しやすく傷が目立ちやすいという弱点があります。初めは綺麗でも、長く使ううちに汚くなりやすいのが鏡面です。
エンボスの方が繰り返し使っても汚くなりにくいので、当店店長はエンボスのボディが好きです。しかし、今日では鏡面のモデルが多く、エンボスの選択肢が少ないことも事実です。あまりこだわらなくてもいいのかもしれません。
ボディーのカラーは淡色系?濃色系?
同一のモデルには、複数のボディカラーが用意されているケースがほとんどです。
基本的にはお好みのカラーをチョイスするのが一番ですが、カラーによって汚れやすさが異なります。
紺色や深緑や深紫など濃い色は、汚れや傷が目立ちにくくなっています。
一方、水色、ピンク、シルバーなど、淡い明るい色は汚れや傷が目立ちやすいので、注意が必要です。
購入したときはかわいくても、何度も渡航を繰り返すうちに、汚くなってしまうことも考える必要があります。